1月8日(土) からは、恒例となった中国 内モンゴル出身の興安(ヒンガン)さんの水墨画展です。今回のテーマは『琉金歳月』。作品は大小合わせて約60点、金魚の他、虎や馬などの作品も展示します。是非ご覧ください。
琉金で金魚の動きを表し、歳月で時間空間の変化を表現したいです。
この世の全生物と同様、美しくて可愛い金魚も、同じ模様は二匹とい
ない。これも個体の差を許す神様からの芸術と言えます。その動きは
美しくて、赤、黒、白、金色が水中で流れているようで、見る側を癒
してくれます。でも、絶えず泳ぐことは彼らの宿命であると考えると、
何かのために日々忙しく過ごす自分もそうであると気づき、泳ぐ金魚
と姿が重なるような気がします。絵画制作に向き合う今の自分を見つ
め、そして越えることの大事さを認識できた故、伝統に留まらず現代
人の感性による現代作品を制作していきます。それで今回は金魚鉢に
いる金魚と一緒に現状を超え、より自由に「泳げる」より広い新境地
を探求しています。(興安)
会期は1月8日(土) 〜 16日(日) まで<12日(水)は定休日>
12:00 ー 19:00(日曜・祝日は17:00まで)
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